本場宮古上布

この商品について

400年前、琉球王朝から功績を認められて栄進した夫のために妻が上布を織り、お礼の意味で王に献上されたのが、宮古上布の始まりとされております。格調高い品位にあふれ、昭和53年には国の重要無形文化財の指定を受けております。
手績み本来の素朴なあたたかみ、麻とは思えないほどのしなやかさ、そハリのある強さは究極の憧れ、日本四大上布の一つである「宮古上布」。
宮古上布は、まず糸づくりから製作が始まっており、大切に育てた苧麻の繊維を指や爪を使って細く裂いてそれを指で丁寧に撚り紡いで糸にします。そして図案にそって絣括りし天然染料の藍や福木によって染色、丁寧に手織りされ「洗濯」と呼ばれる仕上げの加工、糊付けと砧打ちを行う至高の手作り品となっております。
非常に軽く、素晴らしい弾力性と光沢をもつ最高のお品に仕上がります。ひんやりとした格別の肌触りは宮古上布ならでは。宮古上布は夏衣の最高峰と言われる極上の着心地であります。
証紙などはありませんでしたが、良い状態でしたので8万円の査定をさせていただきました。証紙がございましたら、プラス5万円程度となります。