金銅仏 観音菩薩座像

この商品について

こちらの仏像は鍍金の観音菩薩坐像。穏やかな表情を浮かべ、頭部には細かな装飾がされ、とても上品な観音菩薩。銅の持つ重厚さと、時代を経た味わい深さを感じられる逸品です。観音菩薩は阿弥陀如来の慈悲の現れといわれております。阿弥陀如来が出家して仏のさとりを開かれたあと、次に仏のさとりを開くのが観音菩薩だとも説かれ、多くの経典に、阿弥陀如来の脇士であると説かれております。観音菩薩は梵語でアバロキテーシュバラ、光世音菩薩、観自在菩薩、とも呼ばれております。観音とは苦しみの中にいる衆生が一心に観音の名を念じると、その「音」を「観」じて救われることから観音という名前が付きました。人々の苦しみの声を聴き、苦しみのありさまをしっかりと見届けて、人々を救ってくれる崇高で偉大な菩薩です。大乗仏教でもっとも広く信仰されております。鍍金落ち、緑青などございますが、時代を感じさせてくれる良い仏像となってます。