反物とは

おとな用の着物や羽織を1着分仕立てるのに必要な用尺をもつ布地。着物は着尺地(きじゃくじ)、羽織は羽尺地(はじゃくじ)といいます。反物の単位や数え方は一反(いったん)と数えます。一反は、おおよそ一人分の着物を作るのに必要な約12m、幅約36cm。素材は正絹、木綿、化繊、ウール(毛)、麻などがございます。紬や小紋、付下げから長襦袢など様々な種類の反物がございます。反物を高額買取してもらうためのポイントは、反物の状態が良いこと、有名産地や有名作家の証紙や落款があるということ。状態はもちろんのことですが、証紙や落款は反物の産地や有名作家のものだと証明してくれる証拠となります。こちらの有無で査定が何倍も変わってしまうものもございます。お持ちの反物に証紙が付いているのであれば、大切に保管しておきましょう。


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