香木鑑定のポイントをご紹介します
香木鑑定のポイントとしては、どんなところが大事なのでしょうか?
【沈香(じんこう)】【伽羅(きゃら)】【白檀(びゃくだん)】などの香木は、
現在は日本国内だけではなく、経済発展の目覚ましい中国など世界各地での需要も高まっており、
それに伴って10年以上前には、1グラム単位で高くて1万円、安い物では数千円で取引が行なわていた物が、現在では、グラム単位でも数万円から状態の良い香木では数十万円以上での取引もされるようになりました。
しかし香木は自然環境の中で、木が傷などから身を守る過程で生成された樹脂などの物質が長い年月で熟成された物が元となっており、その香木の形状や重量、芳香だけでは判断することができず、そのため非常に鑑定を行なうのも難しく、長年の経験が必要とされています。
また近年では、一部の悪質な業者が香木の臭い成分を含有したオイルに木の破片を浸し込み乾燥させ、それにより生産した人工の香木を、「天然物の伽羅」などと称して、商品知識の乏しい一般消費者に高額な値段を付けて販売をすることもあります。
また天然の香木や人工的に生産された香木でも、細かい等級の格付けが存在しており、
その等級ごとの価値を鑑定や判断をするのも大変難しい物です。
もし自宅やご実家にある【沈香】【伽羅】【白檀】などの香木が、天然の香木か人工的な香木か鑑定を行ないたいときは、信頼のおける香木取引業者に鑑定を依頼したほうが安心です。