煎茶道具の鑑定のポイント

煎茶道具を鑑定するポイントとしては、まず1番目は「稽古用」か「お茶会用」かが大切です。

煎茶道具の鑑定のポイント(1)

「稽古用」の煎茶道具は、「お茶会用」の道具と比べても大量生産の品で安価な物のということが多く、外箱つきの茶碗でも「稽古用」の場合、数量を揃えて売却をしても高額査定となることはあまりありません。

煎茶道具の鑑定のポイント(2)

そして2番目の鑑定ポイントは、煎茶道具と一緒に外箱が存在しているのかです。

茶道具の外箱は、例えば現在の高級品の品質保証書と同じ意味を持っており、
外箱にその流派の家元の箱書きがされていないと、お茶会の席で使用をされる煎茶道具としては認められないそうです。

また外箱にはその煎茶道具が、いつ頃の年代にどこの窯元・作者により制作されたなど、由来が記されていることがあり、その記載されている情報により、その煎茶道具の価値を知ることができます。

煎茶道具の鑑定のポイント(3)

3番目の鑑定ポイントしては、有名な作家や窯元による煎茶道具かどうか確かめることです。
由来の確かな古い煎茶道具以外では、著名な賞の受賞者や人間国宝を認められた作者が制作した物も高額な金額で取引が行なわれています。

但し、一部の窯元の作品については一時期に大量生産をしたことがあり、高額な取引を見込めない事例もあるそうです。

煎茶道具の鑑定のポイント(4)

4番目の鑑定ポイントは、傷や変色、破損などをしていないかということです。
少しの破損や変色などでも、その煎茶道具の価値は低下をして買取価格も下がってしまいます。

もし煎茶道具を売却をする際には、これらの鑑定ポイントを確認してから買取を依頼するようにしましょう。


それだけでも、高い金額での買取が望めるかも知れませんよ。


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